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納会の弁当選び|失敗しない手配のポイントと注意点

納会の弁当を手配する際は、まず参加人数と予算の確定が最優先です。

この2つが決まっていないと、適切な業者選びも商品選定もできません。

参加人数については、最終的な出席者数を早めに把握することが重要です。

納会の1週間前には確定人数を業者に伝える必要があるため、社内での出欠確認は余裕を持って進めましょう。

10名程度の小規模な納会から、100名を超える大規模なものまで、人数によって選べる業者や弁当のタイプが変わってきます。

予算設定では、一人あたり1,000円から2,000円程度が一般的な相場です。

この価格帯であれば、ボリュームも内容も充実した弁当を選べます。会社の方針や参加者の顔ぶれに応じて、適切な予算ラインを設定してください。

また、納会の開催場所と時間帯の確認も欠かせません。

会議室で昼食を兼ねて行うのか、夕方から会場を借りて実施するのかによって、適した弁当のタイプが異なります。配達可能エリアや配達時間の制約もあるため、会場が決まったら早めに業者へ相談することをおすすめします。

納会の弁当を選ぶ際の重要な判断基準

納会にふさわしい弁当を選ぶには、メニューの多様性、見栄えの良さ、食べやすさの3つを軸に判断するとよいでしょう。

メニューの多様性を重視する

参加者の好みや食事制限は人それぞれです。

肉料理だけでなく、魚料理や野菜料理がバランスよく入っている弁当を選べば、多くの方に満足してもらえます。最近ではアレルギー対応や、ベジタリアン向けのオプションを用意している業者も増えています。

事前に参加者へ食事制限の有無を確認し、必要であれば個別対応できる業者を選びましょう。

華やかさと季節感を取り入れる

納会は一年の締めくくりという特別な機会です。

普段の会議用弁当とは異なり、見た目にも華やかなものを選ぶと場が盛り上がります。

重箱タイプのオードブル形式や、彩り豊かな松花堂弁当などは、納会の雰囲気にぴったりです。

12月であれば、冬の食材を使ったメニューを選ぶと季節感も演出できます。

食べやすさと実用性を考慮する

立食形式の納会では、片手で食べられるフィンガーフードやサンドイッチが便利です。

一方、着席形式なら、しっかりとした食事として楽しめる弁当が適しています。

箸やフォークなどの食器類、紙皿やナプキンといった備品が付属しているかも確認ポイントです。こ

れらが含まれていない場合は、別途手配する必要があります。

コストパフォーマンスを見極める

同じ予算でも、業者によって内容に差があります。

複数の業者から見積もりを取り、メニュー内容と価格を比較検討しましょう。

ただし、安さだけで決めると質が期待外れになることもあります。

口コミや実績を確認し、信頼できる業者を選ぶことが大切です。

規模と形式別の納会弁当の選び方

納会の規模や形式によって、最適な弁当のタイプは変わります。

状況に応じた選択をすることで、参加者の満足度を高められます。

少人数(10~20名)の納会の場合

少人数の納会では、一人ずつ個別の弁当を用意するスタイルが基本です。

参加者の好みに合わせて、和食・洋食・中華など複数の種類を組み合わせて注文できます。

人数が少ない分、一人あたりの予算を少し高めに設定して、質の良い弁当を選ぶのもよいでしょう。

配達の最低注文数に満たない場合は、店頭受け取りを検討するか、最低注文数に対応している業者を探してください。

中規模(30~50名)の納会の場合

この規模になると、オードブルと個別弁当を組み合わせる方法が効果的です。

メインは個別の弁当として、テーブルに大皿のオードブルを数種類配置すれば、華やかさと満足感の両方を実現できます。

配達時間の調整や、会場でのスペース確保についても、業者と綿密に打ち合わせておきましょう。

大規模(50名以上)の納会の場合

大人数の場合は、ビュッフェスタイルのケータリングサービスを利用するのも一つの選択肢です。

温かい料理を提供でき、参加者が好きなものを選べるメリットがあります。

ただし、会場の設備や動線を考慮する必要があるため、事前の現地確認が欠かせません。

弁当形式にする場合は、配達と設置にかかる時間を考慮し、開始時刻の1時間以上前には届くよう手配してください。

立食形式の納会の場合

立食形式では、フィンガーフードやカナッペ、小さめのサンドイッチなど、片手で食べられるメニューが重宝します。

オードブルの大皿盛りを複数用意し、取り分けられるスタイルが一般的です。

飲み物がこぼれても対応しやすいよう、紙ナプキンやウェットティッシュを多めに用意しておくと安心です。

納会の弁当手配でよくある質問

Q1. 弁当の注文はいつまでに確定すればよいですか?

最低でも納会の3日前、できれば1週間前までには確定人数で注文しましょう。

年末の12月は繁忙期のため、早めの予約が安心です。特に人気の業者や特別なメニューを希望する場合は、2週間前の予約をおすすめします。

Q2. 当日の人数変更には対応してもらえますか?

多くの業者では、前日までの変更なら対応可能です。

ただし、増加については食材の調達状況によって難しい場合もあります。

減少の場合も、キャンセル料が発生することがあるため、契約時に確認しておきましょう。

Q3. 弁当の配達時間は指定できますか?

基本的に配達時間の指定は可能ですが、業者の配達エリアや他の配達状況によって、

希望時間に添えないこともあります。

特に昼食時や夕方の時間帯は配達が集中するため、余裕を持った時間設定をおすすめします。

Q4. 余った弁当の持ち帰りは可能ですか?

食品衛生の観点から、基本的に当日中に消費することが推奨されます。

持ち帰る場合は、参加者に自己責任であることを伝え、保冷などの配慮を促してください。

業者によっては持ち帰り用の袋を提供してくれる場合もあります。

Q5. アルコールを提供する場合、弁当選びで注意点はありますか?

お酒に合う料理を意識すると喜ばれます。

揚げ物や味付けのしっかりした料理が中心の弁当を選ぶとよいでしょう。

また、飲み物の量に応じて、料理の量を調整することも検討してください。

まとめ

納会の弁当選びでは、次の点を押さえておくことが成功の鍵となります。

  • 参加人数と予算を早めに確定し、余裕を持って業者を選定する

  • メニューの多様性と見栄えの良さを重視し、納会にふさわしい華やかさを演出する

  • 納会の規模や形式に応じて、個別弁当とオードブルを使い分ける

  • 食事制限やアレルギーへの配慮を忘れず、全員が楽しめる配慮をする

一年の締めくくりにふさわしい納会にするために、弁当選びは重要な要素です。

準備に時間をかけられない場合は、プロのケータリングサービスを活用するのも賢い選択といえます。

経験豊富な業者なら、予算や人数に応じた最適な提案をしてくれるでしょう。

執筆者

米田 英敏

年間100件以上のケータリング・オードブルを活用したパーティーを企画。ケータリングコンサルタント。

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