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【例文あり】懇親会の定番の挨拶は?失敗しないポイント・盛り上げ方を紹介

懇親会の挨拶を任されると、慣れてない場合、どんな内容にするか悩んでしまいますよね。

本記事では、初心者でも簡単に理解できる懇親会での挨拶のマナーと、さまざまなシチュエーションで使える例文を解説します。
ぜひ、懇親会の準備にお役立てください。

懇親会の挨拶のマナーとは?

懇親会での挨拶は、ただ単に自己紹介や感謝の言葉を述べるものではありません。
挨拶の目的や役割を考え、どうすれば効果的な挨拶ができるのかを考えることが重要です。
挨拶の基本から懇親会での挨拶を考える上で必要な前提条件について、詳しく説明します。

懇親会の挨拶を考える前に

懇親会での挨拶は、その場の雰囲気をつくり、参加者同士の親密さを高めるために重要です。
通常、主催者や幹事が挨拶を行うことが多いですが、場合によっては参加者一人ひとりが自己紹介を兼ねて挨拶することもあります。
挨拶には集まりの目的を紹介し、参加者の名前や役職を明らかにすることで、懇親会でのコミュニケーションがスムーズになるでしょう。
心地良い挨拶は会を明るくし、全員がリラックスして交流を楽しむ土台を築きます。
適切な挨拶は、イベントの成功に不可欠で、参加者が持ち帰る印象に大きく影響します。
懇親会の挨拶を考える場合、誰がいつ、どのように挨拶を行うかを事前に計画することが重要です。

懇親会のどのタイミングで挨拶をするのか

懇親会では、挨拶のタイミングが会全体の印象を大きく左右します。
会の開始時に挨拶を行うのが一般的ですが、会の進行に応じて中盤や終了時にも挨拶を加えることがあります。
開始の挨拶は会の主旨を強調し、参加者にイベントの流れと期待される行動を伝えるためです。
食事が終わりに近づくと、感謝の意を表す閉会の挨拶をすることも一般的です。
懇親会では始めと終わりに挨拶を行うことで、イベント全体の印象を明るくし、参加者が快適に過ごすための環境を整えます。
もし中締めの挨拶をする場合は、「今後の展開」について触れておきましょう。
中締めでは懇親会での交流を活発にするために、今後の展開を話すことで活発な意見交流ができます。

懇親会の挨拶の内容で気を付けたいこと

懇親会の挨拶では、明確で手短な内容が求められます。
特に異なる文化背景を持つ参加者がいる場合は、内容に配慮することも必要です。
適切なユーモアを交えることで、挨拶に親しみやすさを加えられますが、参加者の価値観を尊重し、不快感を与えかねないジョークは避けるべきでしょう。
挨拶の中で参加者への感謝や共通の話題を挙げると、懇親会の一体感を高められますよ。
良い挨拶は、参加者に対して思いやりを示し、会の目的や成果を適切に伝えることで、イベントの成功を後押しします。

懇親会の挨拶の構成について

懇親会の挨拶には、定番の構成があります。
定番の挨拶構成について説明します。

1.前振り(自己紹介や感謝)

挨拶の開始時に、まず自己紹介をします。
自己紹介をすることで参加者に自分を知ってもらい、話に耳を傾けてもらえるでしょう。
さらに開催に関わった人々への感謝を表現することで、ポジティブな雰囲気を作り出し、参加者との信頼関係を築くことが可能です。

2.懇親会についてのコメント

次に懇親会の目的やその日のイベントについて簡単に触れます。
懇親会の意義を再確認し、参加者が一体となって楽しめるように、場の雰囲気を盛り上げるコメントが必要です。

3.乾杯や締めの音頭

挨拶の締めくくりとして、乾杯の音頭を取ることが一般的です。
会の公式な部分を終了し、食事や交流の部分へとスムーズに移行するための合図となります。
また、締めの言葉として、再び感謝を述べたり、今後の交流を期待するメッセージを伝えることも効果的です。

【シチュエーション別】懇親会の挨拶

異なる状況に応じた懇親会での挨拶の例文を紹介します。
社内イベントから取引先との会合まで、場の雰囲気や関係性に適した言葉選びが重要です。
具体的な例文を通じて、挨拶の構成や効果的に伝える方法を解説します。

社内で行う懇親会で使える挨拶

会社内での懇親会では、親しみやすさと尊敬のバランスを取ることが重要です。
挨拶は、同僚や上司との良好な関係を築くきっかけにもなりますので、オフィシャルすぎず、かつ適度にフォーマルなトーンで行う必要があります。
社内の団結を促進し、共通の目標や成果を称える内容を含めると良いでしょう。
また全員が参加しやすいように、挨拶の中で笑いを取り入れるのも効果的です。

例文

皆さん、こんばんは。
本日は社内懇親会にお集まりいただき、誠にありがとうございます。
○○部の○○○○と申します。
よろしくお願いいたします。

今年も多くの挑戦と成果がありましたが、それぞれが支え合いながら努力を重ねたおかげで、多くの目標を達成することができました。
今夜は、1年の努力を祝い、また新たな1年に向けての目標を共有する場です。
今年もさまざまな部署が目まぐるしい成果を上げましたが、特にマーケティング部では、新しいキャンペーンの成功を収め、顧客基盤を大幅に拡大。
技術部では、新システムの導入が順調に進み、効率が大幅に向上しました。
各部が一丸となって成し遂げた成果に心から感謝します。

さて、私たちはこれらの成果を基に、来年もさらに飛躍する1年を目指します。
今宵は、そんな希望を胸に、楽しい時間を過ごしましょう。
それでは、皆さんグラスをお持ちください。
乾杯!

取引先で行う懇親会で使える挨拶

取引先との懇親会では、オフィシャル感を保ちつつ、温かみのある挨拶が求められます。
お互いの企業や過去のプロジェクトへの感謝を表現し、将来の協力関係の深化に期待を寄せる内容が適切です。
相手の企業文化や業績に対する敬意を表し、共に成長していく強いパートナーシップの構築に焦点を当てると良いでしょう。

例文

皆様、本日はこのような素晴らしい夜にご一緒でき光栄です。
ご紹介に預かりました、私は○○部の○○○○と申します。
よろしくおねがいいたします。

○○社として、貴社との長年のパートナーシップを誇りに思っております。
昨年共に手掛けたプロジェクトは、両社にとって多大な成果をもたらし、市場における私たちの位置づけを一層強固なものにしました。
特に最新プロジェクトでの貴社の技術力と迅速な対応は、私たちの製品開発を大きく前進させ、業界内での評価を高める一助となりました。
今後とも、このような協力関係をさらに深め、新たな市場を共に開拓していくことを期待しております。
また、私たちの関係が、ただのビジネスパートナーを超え、真の意味での共に成長し合える関係へと発展していくことを願ってやみません。

それでは、お互いの更なる成功を願い、この美しい夜の乾杯をもって始めさせていただきたいと思います。
それでは、皆さんグラスをお持ちください。
乾杯!

懇親会の挨拶を失敗させないために

懇親会での挨拶は、場の印象を大きく左右するため、失敗は避けたいものです。
効果的な挨拶をするためには、いくつかの重要なポイントがあります。

1.適切な長さを保つ

挨拶は短すぎず長すぎず、適切な長さであることが望まれます。
一般的には、3~5分程度が適切とされています。

2.適切なユーモアの使用

ユーモアは挨拶を和やかにし、親しみやすくする効果がありますが、場の雰囲気や聴衆の感受性をよく考慮する必要があります。
不適切なジョークは逆効果になるため、慎重に選びましょう。

3.感謝の気持ちを表現する

挨拶では、イベントの開催や参加者の出席に対する感謝の言葉を忘れずに入れることが、好印象につながります。

ポイントを踏まえ、懇親会での挨拶を計画することで、好感度が高い挨拶ができるでしょう。

まとめ

本記事では、懇親会での挨拶の重要性と効果的な方法を解説しました。
懇親会の挨拶におけるマナーを事前に把握しておくことで、どんな場でも自信を持って挨拶できるようにしましょう。

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執筆者

米田 英敏

年間100件以上のケータリング・オードブルを活用したパーティーを企画。ケータリングコンサルタント。

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