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忘年会・新年会に使える司会進行表の作り方や挨拶例文をご紹介!

忘年会・新年会の司会進行表の作り方や挨拶例文をご紹介!

忘年会や新年会は、一年の締めくくりや新たな一年のスタートを切るための大切なイベントです。そしてその中心となるのが、会の進行を取り仕切る「司会」の役割です。

司会進行の役割と意義

司会進行は、会の雰囲気を左右する重要な役割を担っています。ただ単にイベントの進行を読み上げるだけでなく、参加者を楽しませる工夫、時間管理、予期せぬトラブルへの対応など、多岐にわたる役割を果たすことが求められます。

また、各種プログラムがスムーズに進行するように計画を立て、それを実行する能力も必要です。司会進行が上手に行えるかどうかで、会全体の印象が大きく変わるため、司会進行は非常に重要な業務と言えるでしょう。さらに、会の目的や意義を参加者に伝え、共有する役割も持っています。

忘年会と新年会の司会進行の特徴

忘年会と新年会の司会進行にはそれぞれ特性があります。忘年会は、一年の終わりを祝い、その年の出来事を振り返りながら新たな年へのエネルギーを養う場としての役割を果たします。そのため、司会進行では、一年間の功績を称える要素を含むことが多いです。また、明るく楽しい雰囲気を作り出すための進行が求められます。

一方、新年会は新たな一年のスタートを祝う場です。司会進行は、新年の抱負を共有したり、新たな目標に向けての意気込みを高める役割を果たします。新年の挨拶や新年の計画の発表など、新たな始まりを感じさせる要素が含まれることが多いです。

それぞれの会によって、司会進行の役割や進行の内容が変わることを理解し、それに合わせた進行表を作成することが大切です。

司会進行表の基本的な作り方

会の成功は、計画から始まります。その中でも、司会進行表は会の流れを明確にし、スムーズな運営を可能にするための重要なツールです。ここでは、その基本的な作り方について説明します。

司会進行表の基本的な構成要素

司会進行表には次のような基本的な構成要素が含まれます。

  • 開始時間と終了時間:会の全体的な時間枠を明示します。どのようなイベントも時間内に収めることが必要です。
  • 各項目の進行内容と時間:挨拶、スピーチ、ゲーム、食事、閉会の挨拶など、会の流れを項目別に明記します。それぞれの項目にかかる時間も併せて記入します。
  • 担当者:各項目の進行を誰が担当するのかを明記します。司会だけでなく、特定のゲームやスピーチの担当者も明記することがあります。
  • 必要な備品:特定の項目で必要となる備品(例:ゲームの道具、マイクなど)を明記します。

これらの要素を明記することで、司会者は会の進行をスムーズに行い、予定通りに会を進めることが可能となります。

事前準備と進行表の作成ステップ

進行表を作成する際の基本的なステップは次の通りです。

  • 全体の流れを考える:会の目的やテーマに基づいて全体の流れを考えます。開始から終了までの大まかな時間割を決定します。
  • 具体的な項目を設定する:各時間帯で何を行うのか具体的な項目を設定します。必要に応じて、その項目を担当する人物や必要な備品も考えます。
  • 項目ごとの時間を割り振る:各項目にかかる時間を割り振ります。リアルな時間配分を考慮し、余裕を持たせることが大切です。
  • 全体のバランスを見る:全体の流れや時間配分を見直し、バランスが適切か確認します。必要であれば調整します

忘年会の司会進行表作成ガイド

忘年会は、一年の終わりを祝い、その年の出来事を振り返りながら新たな年へのエネルギーを養う場としての役割を果たします。ここでは、忘年会の司会進行のポイントと、具体的な進行表の例をご紹介します。

忘年会の司会進行のポイント

忘年会では、一年間の感謝の意を示すことが重要です。そのため、司会進行では、以下の点に注意しましょう。

  • 挨拶:開始の挨拶では、一年間の振り返りと感謝の意を込めた言葉を述べることが一般的です。また、閉会の挨拶では、新たな年への希望や期待を込めた言葉を伝えます。
  • スピーチ:各部署やプロジェクトチームからの挨拶や、一年の功労者への表彰など、一年間の労をねぎらう要素を盛り込むと良いでしょう。
  • エンターテイメント:楽しいゲームやエンターテイメントを用意することで、明るく楽しい雰囲気を作り出すことができます。

忘年会向け司会進行表の具体的な例と解説

以下に、忘年会向けの司会進行表の一例を示します。

  • 開始の挨拶(5分):会の目的と一年間の振り返り、感謝の意を述べます。
  • 食事開始(10分):参加者に食事を開始するよう促します。
  • 各部署からのスピーチ(30分):各部署から1-2名がスピーチを行い、今年の成果や印象的だった出来事を共有します。
  • ゲーム(20分):参加者全員が楽しめるゲームを行います。これにより、会の雰囲気を和ませます。
  • 表彰式(10分):一年間特に活躍したメンバーやチームを表彰します。
  • 閉会の挨拶(5分):新たな年への希望や期待を込めた言葉を述べ、会を締めくくります。

新年会の司会進行表作成ガイド

新年会は新たな一年のスタートを祝う場で、新たな始まりを共有し、新年の目標や抱負を掲げる場です。ここでは、新年会の司会進行のポイントと、具体的な進行表の例をご紹介します。

新年会の司会進行のポイント

新年会では、新年の抱負を共有し、新たな目標に向けての意気込みを高めることが重要です。そのため、司会進行では、以下の点に注意しましょう。

  • 新年の挨拶:開会の挨拶では、新年の挨拶と共に、新たな一年への希望や期待を伝えることが一般的です。
  • 目標共有:各部署やプロジェクトチームから、今年の目標や抱負を発表する時間を設けると良いでしょう。
  • チームビルディング:新年会は新たなスタートを切る場でもあります。そのため、チームビルディングの活動を盛り込むことで、一体感を醸成することができます。

新年会向け司会進行表の具体的な例と解説

以下に、新年会向けの司会進行表の一例を示します。

  • 開始の挨拶(5分):新年の挨拶と、新たな一年への希望や期待を述べます。
  • 食事開始(10分):参加者に食事を開始するよう促します。
  • 目標発表(30分):各部署から1-2名が今年の目標や抱負を発表します。
  • チームビルディング活動(20分):全員参加のチームビルディングゲームを行います。これにより、一体感を醸成します。
  • 新年の抱負共有(10分):参加者全員が新年の抱負を一言二言で共有します。
  • 閉会の挨拶(5分):会を締めくくる挨拶を行い、新たな一年の成功を祈ります。

このように、具体的な進行表を作成することで、新年会をスムーズに進行させることができます。ただし、会の目的や参加者の状況によって柔軟に調整を行い、最も適した進行を心掛けてください。

忘年会・新年会での挨拶例文

どのような会でも挨拶は重要な要素です。特に忘年会や新年会では、一年の終わりと始まりを表す重要な場ですから、その言葉選びには特別な注意を払いたいものです。以下では、それぞれの会での挨拶の例文とそのポイントについて説明します。

忘年会での挨拶例文とそのポイント

忘年会では、挨拶で一年を振り返り、感謝の意を示すことが重要です。以下に一例を示します。

「皆さま、一年間大変お疲れ様でした。今年も多くの挑戦と成果がありました。その成功も、皆さま一人一人の努力の賜物であり、本当にありがとうございました。新たな一年が皆さまにとって、また新たな成功と喜びの年となりますように。」

このような挨拶では、感謝の気持ちとともに、新たな年への希望や期待を伝えることが大切です。

新年会での挨拶例文とそのポイント

新年会では、新たな一年の始まりを祝い、新年の抱負を述べることが一般的です。以下に一例を示します。

「新年明けましておめでとうございます。新たな一年が皆さまにとって素晴らしい一年となりますように。今年も一緒に新たな挑戦をしていきましょう。皆さまのご健康とご活躍を心からお祈り申し上げます。」

このような挨拶では、新年の祝福とともに、新たな一年への意気込みや期待を伝えることが大切です。

結び:成功する司会進行のために

以上、忘年会と新年会の司会進行について解説してまいりました。最後に、成功する司会進行のためのコツと注意点、そして司会者としての心構えについて触れてみましょう。

司会進行のコツと注意点

司会進行を成功させるためのコツは、前もっての準備と、場の雰囲気を読む柔軟性です。具体的な進行表を作成し、その日の流れを頭に入れておくことが大切です。また、計画通りに進まない場合でも、場の雰囲気や参加者の反応に応じて適切に対応する能力が求められます。 しかし、全てが完璧にいくことは稀です。計画通りにいかなかったとしても、それを楽しむことが大切です。司会者がパニックにならず、落ち着いて対応することで、会全体の雰囲気を和ませることができます。

司会者の役割を十分に果たすための心構え

司会者としての心構えとしては、「会全体を盛り上げる」という役割を忘れないことが大切です。司会者はただ進行をするだけでなく、参加者全員が楽しむことができる雰囲気作りも重要な役割です。

また、思い出作りの一助となることを心がけてください。忘年会や新年会は、一年を振り返り、新たな一年への期待を共有する大切な機会です。その一環として、司会者が皆の思い出作りに寄与することは非常に重要な役割と言えるでしょう。

最後に、司会者自身が楽しむことも大切です。楽しむことで、その楽しさが参加者に伝わり、一層の盛り上がりを見せることが可能となります。

以上が忘年会と新年会の司会進行についてのガイドラインです。これらのポイントを心に留めて、素晴らしい会の進行を楽しんでください。そして、新たな一年が皆さまにとって、成功と成果の年となりますように。

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執筆者

米田 英敏

年間100件以上のケータリング・オードブルを活用したパーティーを企画。ケータリングコンサルタント。

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